「喪失とともに生きる」初ご感想 M様
浅原先生がお考えである、
「ブログを通じての新しいつながりを広げていくこと」
にお役に立てるとしたら、こんなに光栄なことはありません。
個人が特定されない限り、メールのお取り扱いはすべてお任せいたします。
と・・涙がでるような優しさを頂きました。
初めてブログの記事として、
のご感想をご紹介させて頂きます。
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関西在住のM様より。
昨年の秋に最愛の母を亡くし、埋めようがない想いを大切に抱えたまま、
なんとかうまく生きる術を探してivyのHPにたどり着きました。
貴書も求め、拝見させていただいています。
これからようやく第4章に入ろうかというところですが、
これまで読ませていただいたところでは、私にとって一番心に響く一冊です。
独りになってから、
宗教書もケアの本もいくつか手に取ってはみたのですがどれも期待はずれでした。
浅原先生のこの本が「響く」のは、
語りかけてくださる筆者の方々すべてが、
これまで看取られた「死」に対して遺族ではないものの、
それぞれのお立場から真摯に向き合ってくださり、
医療者としてあるいは看護師として、
「痛み」を感じてくださっているからに他なりません。
大好きな、かけがえのない母だからこそ、
会えないこと、話ができないことで哀しみ続けるにせよ、
私から生きる気力を奪う存在にしてはならないと考えています。
母が今暮らす世界はきっと「永遠」なのだと思います。
「生きてる間なんか『あっ』という間。いいことも悪いことも同じ。
辛抱して、なんでも精一杯がんばりなさい」と
言ってくれているように感じられてなりません。
大切な人は、死してなお生きるパワーを送ってくれるんだなぁ…
とぼんやり考えた今日の午後でした。
読了後、叶うことでしたら改めて私なりの感想をお届けできればと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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このメールを受け取って。。
書くこと・伝えることの大切さをまた噛みしめています。
約3年前にブログを書き始めて、迷いながら、惑いながらここまできて。
拙い文章を書き続けた意味が、やっと繋がっていくのだと。
そしてたくさんの方々の想いも繋がり、
こうやってまた歩みを進めていくのですね。
見ず知らずの方が本を手に取ってくださったことでもう胸がいっぱいですし、
この方のメールの文章で想いは充分伝わるかと思うので。。
今日は私の言葉は少なめにしておこうかと思います。
新しい出逢いをありがとうございます。
現場の先生方、研究者の先生方の想いもつまった本です。
引き続き、書評を募集しています。
あなたの書評が、また新たな想いを紡いでいきます。
2016/05/25 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック, 喪失とともに生きる
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